わらび座 歌舞劇ロマン
「カンアミ伝 -血と祈りの花-」
2010年12月12日(日)
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≪夢見るKAN-AMI≫ 中村哮夫(演出) わらび座の、真にわらび座らしい、わらび座でなければ出来ない、わらび座のみ出来る、というようなミュージカルを創りたいと思っています。 わらび座創立の原点である、日本の民族芸能のルーツにつながり、それと、ここ十年余り積み重ねてきた、ブロードウェイ・ミュージカルの手法との交流の成果を問われる舞台でもあります。 中世の日本には「田楽」という芸能が流行りました。これは文字通り、田の神様に捧げて豊作を祈ったのでしょう。 その中には大変な人気スターも生まれたようです。 それに対抗 して現れ、競い合ったのが「猿楽」です。 猿楽は日本の古代芸能の上に、韓半島、中国大陸、果てはシルク・ロードの方までつながる、外来の音楽、舞踏、そして雑技(手品やアクロバットなど、今日でも上海雑技団というのが有名ですね)などを取入れ、その上で滑稽な物真似なども含んでいたらしい。 その「田楽」と「猿楽」の要素を統合して、面白く演 劇化して行った人が<観阿弥>です。 後に息子の世阿弥によって幽玄な「能楽」となって行きますが、この観阿弥が活躍した頃はまだ上代の野性を残し、外来の息吹きを取り込み、新しい芸能を創ろうというエネルギーが大きく自由に羽ばたいていた時代でした。 その<野の人>である ≪観阿弥とは(1333年~1384年)≫ 南北朝時代から室町時代にかけての猿楽師。 息子の世阿弥とともに、いわゆる能を大成した人物である。 観阿弥の芸域の広さは他の追従を許さず、老若男女から鬼、草木の精まで演じつくす、実に強力な芸の才能を持った人物であった。 幅広い層に人気を博したのは、彼の演技力と、基本となった物まねから幽玄の美を求めた作品の創作力、さらに音曲改革による猿楽能の質的向上である。 代表的な作品:「自然居士」、「卒塔婆小町」、「通小町」など ≪わらび座とは≫ 1951年2月創立。 民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描き、日本のオリジナルミュージカルを上演する劇団です。 民謡の宝庫と呼ばれる秋田県仙北市にホームベースを置き、現在、7つの公演 グループで年間約1,200回の公演を全国で行っています。 |


